手織り博多おりひめ

堅牢な伝承の技『博多織』
数千本もの経糸(たていと)に緯糸(よこいと)を心を込めて織りあげていきます。
その締め心地の良さと、絹鳴りの音は多くの着物ファンを魅了してきました。
今や博多織の生産の内で、手織りは数パーセントに過ぎません。
機械化、量産化という時代の流れの中で、地元の伝統工芸手織り博多織の魅力に心動かされ、
情熱を傾ける女性たちがいます。

作家紹介

近藤 啓子
近藤 啓子

すっきり、くっきり、きりり。 そんな博多帯を目指して、デザインと色を考えています。 しっとりと身になじむ帯になるよう ひとつひとつの仕事を丁寧に、一越ひとこしを大切に織っています。

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荒木希代
荒木 希代

伝統工芸士(博多織・製織部門)
博多織では数少ない紬や生絹の着物を主に織っています。 780年を超える歴史を持つ博多織の伝統文化を次世代につなげたい。

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瀧口 涼子
瀧口 涼子

2013年より博多織デベロップメントカレッジにて実技講師として活動中。 博多織の魅力を伝える活動にも力を入れて、伝統の技術を絶やさぬように日々研鑽してゆきます。

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岡部 由紀子
岡部 由紀子

博多織の伝統的な平地の帯を総二重浮で織っています。 平地の帯は経糸で色柄をあらわします。 柄のための経糸を二重にかけて、同じラインで二色使えるように機の「しかけ」をしました。 自分の「しかけ」を生かしたものを創っていきたいです。

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新海佳織
新海 佳織

代表的な博多織の技法ではなく、三重経という技法を研究し作品を作っているので、今までの博多織のイメージにはない風合いの作品も多いと思います。お気に入りの物を身につけると心が弾みますが、そういった心がときめくような作品を目指し、これからも色々なことに挑戦していきたいと思っています。

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