
2022/07/13
赤ちゃんにとって初めての正式なおでかけになる「お宮参り(おみやまいり)」について、【お宮参りってどんな行事?なにを準備するの?】の記事でご紹介しました。
今回はお宮参りのときに用意する縁起の良い小物についてのお話です。
お宮参りには、お宮参り扇子(末広)、でんでん太鼓、犬張子、お守り袋など縁起の良い小物を用意します。
神社へ行くときは、扇子に巻いてある麻紐を伸ばして小物を繋ぎ、産着の後紐に結んで行くとよいでしょう。
「お宮参り扇子」は、扇子(末広)と白髪(麻の皮)に熨斗(のし)をそえたものです。
生年月日と氏名を書いて、お宮参りのときに神社の格子へ吊るしてきましょう。
扇子はその形から「末広(すえひろ)」とも呼ばれ「末広がりに栄える」縁起物です。
麻は「麻のように丈夫に育ち、白髪が生えるまで長生きできますように」という願いが込められています。
お祝い金を抜き、名前の書かれた金封に穴を開け、扇子についている麻紐に通して神社の格子へ吊るします。
誕生祝いの玩具として知られる「でんでん太鼓」は、でんでんとなる音がお子さんを喜ばせるだけでなく、悪霊退散の縁起物です。
また、全て丸で作られていることから「角のない穏やかな性格に育ちますように」との願いも込められています。
お宮参りのあとは赤ちゃんの部屋に飾ったり、おもちゃとして遊びましょう。
「犬張子(いぬはいりこ)」は、平安時代に災厄を肩代わりするものとして貴族が身辺や小児の枕元に置いていた狛犬の像を玩具化したものです。
犬は出産が軽く、成長が早いことから「犬のように元気に育ちますように」という願いが込められています。
お宮参りのあとは、赤ちゃんの部屋に飾る地域と奉納する地域があるので、しきたりを確認しておくと安心ですよ。
赤ちゃんの部屋に犬張子を飾るときは、麻紐や水引で笹と一緒にして吊るしてくださいね。
「竹」に「犬」で「笑」という字になることから「赤ちゃんが健康にすくすく育ちますように」という意味を持っています。
「お守り袋」には、お参りしたときにいただく「お札(おふだ)」を入れましょう。
男の子は白い房、女の子は赤い房のお守り袋です。
お子様の大切な記念の品として残しておけますね。
その他に「ひも銭」や「誕生記」、帽子(フード)とよだれかけをご用意される方もいらっしゃいますよ。
お宮参りへ行く前に、用意するものや地域のしきたりなどをご家族で相談して、素敵な記念日にしてくださいね。
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