魔法のきもの東京友禅山田真己展

歴史

江戸時代中期、武家政治の中心として文化や経済がともに栄えた江戸には「くだりもの」と言われる関西方面からの産物がたくさん集まってきました。
こうした時間の流れにのって大名のおかかえ染師等が多く江戸に移り住むようになり、各種の技法が伝えられました。
町人が経済の主導権を握るようになるとともに、町人文化が発達して、粋や寂といった感覚が一般的になり、模様絵師による手描き友禅が発展しました。

特徴

江戸は当時から現代まで、大消費地として洗練されたファションが求められて来ました。
東京友禅は、そうした土地柄を背景に色数をおさえた粋なデザインを特色とし、地味な感じの中にも明るい色調と新しさのあるデザインを特徴としています。

養田染芸山田真己プロフィール

1972年　東京に生まれる
1994年　草木染め作家・養田哲夫氏に師事
1996年　「信工房」北見信一氏に師事
1997年　父である東京伝統工芸士・山田千代治氏の「山田染芸」に入門
2006年　第44回「染芸展」にて受賞し、「染め色伝統工芸技術証明書」を受ける。現在、東京都で最年少技術認定者として、東京工芸染色協同組合青年部所属。

山田先生の作品は、ロウケツ染の細やかな表現にこだわり、1つ1つの作業工程に心血を注ぎ染めあげます。

一反一反が世界に一つしかなく、独特なセンスと色彩を堪能していただける素敵な染め物です。

出店作品：訪問着、小紋、附下、袋帯、名古屋帯など多数ご用意

期間中、幻想的で美しい山田先生の作品が和わに集結致します。
「心が高鳴るきもの」の世界を是非ご覧にお越しください。

和わ高蔵寺おすすめ商品淡い色がお好きな方におすすめ

2022/06/02

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