
2022/07/13
どんどん成長していく子供は、ぴったりの大きさで着物を仕立てたはずが、七五三などで着ようとしたら「小さくて着られない」なんてことに…。
子供用の着物は最初から大きめに仕立てて、寸法を調節するためにお直しをするのが一般的です。肩や腰の身頃をつまんで糸でおさえる(縫い上げる)ことで、お子さんにぴったりの寸法となり、子供らしくてより可愛い着物姿になりますよ。
着物や羽織だけでなく、長襦袢も一緒にお直ししてあげてくださいね。
着物の肩(かた)部分をつまみ上げて縫い合わせることで、袖から手が出るように裄丈(肩から袖の長さ)を調整するのが「肩上げ」です。
場合によっては袖丈も直すこと(袖上げ)があります。
着物の腰(こし)部分をつまみ上げて縫い合わせることで、裾(すそ)を引きずらないように身丈(肩から裾の長さ・着丈)を調整するのが「腰上げ」です。
七歳の七五三では腰上げをせず、大人と同じように「おはしょり」をとって着る場合もあります。
浴衣なら、くるぶしが見えるくらいの長さが可愛らしくて涼しげですね。
お宮参りの産着(お祝い着)はお仕立て直しをして、3歳や5歳の七五三で着られることをご存知ですか。
身上げ加工という「付け袖外し」「袖の丸み付け(袖綴じ)」「肩上げ」「腰上げ」「半衿の取り付け」の作業が必要ですが、和裁や洋裁の経験があれば意外と簡単にできますよ。
ただし、袖の袂(たもと)に丸みをつけるのは難しい作業になりますし、自分で直すのが不安なら、産着を購入された呉服屋さんなど専門店にお願いするのがおすすめです。
子供は成長するのが早いので、3歳の七五三では着れても、7歳のときに着ることは難しいでしょう。
体格によっては5歳の男の子でも着られないことがあるので、お子さんの成長に合わせて検討してくださいね。
大きく仕立てた着物を「肩上げ」や「腰上げ」をして着せるのは、実用的な意味だけでなく「子供が無事に成長しますように」という願いが込められているんですよ。
まずは浴衣で練習をして、七五三の着物に挑戦してみるのはいかがでしょうか。
お直しをするときは着物や浴衣の状態を必ず確認してくださいね。
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