琉球絣展〜南風の織と共に〜 | 和わ

琉球絣展〜南風の織と共に〜

催事日程

2022年12月9日(金)〜12日(月)

開催店舗

和わ豊明店

琉球絣とは?

琉球絣(りゅうきゅうかすり)は、主に絹糸を使用した織物で、草木を原料とした染料のほか化学染料等が使われています。その特徴は、およそ600種にものぼる多彩な沖縄の自然や動植物を取り入れた図柄です。

琉球絣の代表的な柄

トウイグワー

二羽の小鳥を表した文様、最も多く見られます。この小鳥は神様の使いとされていました。

イチチマルグムー

5つの丸い雲を表した文様、雲は神様を運ぶ乗り物と考えられていました。

ミミチキトーミー

耳付き(取手付き)のエサ箱を表した文様。

琉球絣の工程

図案作成

どのような柄で織り上げていくのか分業で織られている絣にとってこの図案作成が一番重要です。

絣くくり

括りは手作業のため、大変な力作業です。図柄に沿って絣糸を作成しておき手で括り、絣の模様のズレ防止に経糸を糊付けします。

染色

グール・テチカ・琉球藍などの植物による染料を使って、多彩に染色します。
化学染料は染色機を使用し、植物染料は伝統的な鍋染めです。染色した後、再度糊付けをして張り、伸ばします。

整経

機にかける前に行う重要な作業になります。図案に合うように必要な長さの経糸横糸を揃えます。

筬通し

絣糸を図案に忠実に通していく作業となり織る過程での幅を整える役目もあります。

綜絖通し

織る際の経糸を上下させるための綜絖に糸を通します。すべて手作業のため根気のいる仕事です。

製織

木製の機に手投げ杼(ひ)を用いて織り上げます。手作業で織っていくため、一日に1メートルほどしか織ることができません。

仕上げ 点検

織りあがったものが熟練の厳しい目で長さや幅、キズや織の密度を点検します。

大城廣四郎工房 四代目 大城 拓也

沖縄県南風原町生まれ
戦後琉球絣の復興と発展に尽力した大城廣四郎の孫であり、琉球藍染と絣の後継者。
大塚テキスタイルデザイン専門学校卒業。2001年東京のセレクトショップ「BEAMS」にて琉球本藍デニムジャケットを発表。
現在は大城廣四郎織物工房にて伝統を受け継ぎ琉球絣、琉球藍染の制作を行いながら自らの工房も立ち上げ新しい取り組みを行っている。

 

絣ひとすじ 大城廣四郎 工房

二代目 大城 廣四郎

大正10年 工房の初代大城ウサの四男として生まれる

昭和23年 戦後琉球絣の復興に尽力、本格的に織物業に専念する

昭和58年 黄綬褒章を受章・その後、数々の工芸展にて入選・受賞を受ける

平成15年 82歳で死去

三代目 大城 一夫

昭和22年 大城廣四郎の長男として生まれる

平成5年  日本伝統工芸士認定

平成18年 沖縄県最優秀技能者受賞
     数々の伝統工芸士作品展・工芸展にて入選・受賞を受け現在に至る

大城廣四郎織物工房の歩み

数々の作品展・工芸展において受賞し本場琉球絣のトップブランドとして伝統を受け継ぎ現在に至る。

和わでは、大城 拓也さんを招き琉球絣展を開催致します。
沖縄の土地から生まれた職人の技の結晶をどうぞ御覧ください。

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