藍染の世界展 ジャパンブルー | 和わ

藍染の世界展 ジャパンブルー

催事日程

2021年3月5日(金)〜8日(月)

開催店舗

和わ豊明店

伝統を守り、未来へつなぐ 藍の世界

ジャパンブルーとしてその名を馳せた藍色は、大自然の中から生まれました。

暮らしの中に息づき未来に続く藍の色は、時を刻むごとにその美しさを増してゆきます。さまざまな色で溢れる今、藍色は実に清らかで多彩な色の表情をみせてくれます。

藍色の工程

瓶に「すくも」を入れて、灰汁(あく)や日本酒、石灰を入れてかき混ぜ、さらに発酵させ染める液をつくります。

一週間すると表面が青紫になり染液が褐色になります。このとき「藍の花」と呼ばれる藍色の泡が液面にでき、藍を舐めて小豆のような味になったら染められるようになります。

染液に布を浸け、空気に晒します。それを何度か繰り返すことで深く味わいのある藍色に染め上がります。藍瓶の藍の寿命は約3ヶ月。しかも一日6回くらいしか染められません。

藍を空気に触れることにより深い青に変化していきます。藍に浸けるごとに「水色」「あさぎ」「藍色」「群青色」「止紺」などと色の名前がついています。

作家紹介

藍師 十九代 佐藤昭人氏

ジャパンブルーを守る1939年生。徳島県特産の藍染、原料作りの伝統を守り続けている藍師の19代目。江戸時代から続くという伝統の製法で藍染めの原料を作っています。其の技術は阿波藍製造技術として卓越技能者現代の名工に指定されています。

染師 中西桂秀氏

2010年 神宮式年還宮 神宮の染色を行う

2011年 フランス リヨン国際織物装飾芸術博物館に作品が所蔵される(日本人4人目/他:山口安次郎・羽田登喜男・竹田嘉兵衛)

2012年 現代工芸展 入選・日展 入選

2013年 現代工芸展 入選

2019年 加茂御祖神社に奉納した几帳が御物になる。また新天皇即位安寧記念として清水寺に几帳奉納

2021年 平等院 創建1000年に向けてオブジェの制作依頼を受ける

藍の力はすごいんです

知って得する藍の知識

染色した衣はなんと抗菌力・強度・温度変化に対する抵抗力UP!

何百年もほころびることなく見事な色調を保っているものが数多く残されています。戦国時代から健康維持、疫病予防、解毒の作用が知られていて、他の染物と異なり、積極的に医療目的でも広く利用されていました。今まさに藍の力が注目されているんです!

藍染豆知識【藍にまつわる洒落ことば】

紺屋の白袴(こんやのしろばかま)

他人のために働いて自分のことに手が回らないこと。

紺屋の明後日(こんやのあさって)

あてにならないこと。染物屋の仕事は天候に左右されやすく仕上がりが遅れがちなため客に催促されたときの「明後日にはできます」という言い訳が由来です。

青は藍より出でて藍より青し

努力によって修養を高めることができるという意味。

藍が元になったことわざが沢山あるんですね。

和わの【藍染の世界展】は、歴史の深い藍染のことをもっと知るチャンスです☆

まだまだ語りきれない【藍】の魅力。

是非その目でお確かめください!御来店お待ちしております。

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