
2022/07/13
4月26日(金)〜28日(日)
和わ高蔵寺店
新潟県はきものの一大産地であり、ユネスコ無形文化遺産にも指定をうける越後上布を筆頭に織の宝庫として知られています。
雪解けの清らかな水と美しい山並みが育んだ「越後の織物」にスポットを当て、ご紹介致します。
期間中、他にはない技術で魅了する本塩沢の織元『林宗平工房』より林秀和氏を招いて、知られざる裏話や年々生産が減少する貴重な織物をご覧頂けるようにしております。
工房プロフィール
昭和十八年初代宗平が雪国南魚沼の地に創業し、重要無形文化財越後上布をはじめ伝統的工芸品塩沢紬・本塩沢など制作。
昭和五十三年全国織物競技大会で塩沢紬訪問着、平成十七年度全国伝統工芸品公募展で本塩沢訪問着が内閣総理大臣賞を受賞。
平成十年重要無形文化財越後上布二点文化庁お買上げ。
●重要無形文化財 越後上布
越後上布は、原料に「苧麻」を用いた、通気性に富み、シャリ感といわれるサラリとした着心地の夏物としては最上級の麻織物です。昭和三十年に国の重要無形文化財に指定され、平成二十一年にユネスコ無形文化遺産代表リストにも記載されました。ユネスコ無形文化遺産リストへの記載は、染織技術部門としては日本で第一号目の登録です。
南魚沼地域で生産される平織を「越後上布」、小千谷地域で生産される緯糸により強い撚りをかけ、独特のしわ(シボ)のあるものを「小千谷縮」と呼び分けるようになっております。
●本塩沢
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に塩沢産地の代表的な伝統織物であり、従来は「塩沢お召」の名で広く親しまれておりました。強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物が考案され、江戸時代から当地で絹のシボ織物(絹縮)が生産されていた記録が残っています。生糸を使用し、よこ糸に強い撚りを掛け、織り上り後に湯もみによって撚りが戻る力を利用して「シボ」と呼ばれる地風が特徴の絹織物であり、そのサラリとした肌ざわりと、十字絣と亀甲絣により構成された柄が上品さと優雅さを生み出しています。
●十日町紬
十日町紬は、新潟県十日町で作られている紬です。
豪雪地帯で伝統的に作られてきた絣模様が特徴的な、風合いの柔らかい、ほっこりとした雰囲気の着物です。
丁寧で精密な工程で染められた地色や柄は豊富にあり、伝統的な模様は格子のほか「経絣(たてかすり)」や「緯絣(よこかすり)」で表現される絣模様も魅力です。お洒落を楽しむきものとして、ちょっとしたお出かけでも着られるようなものが多くあります。
●小千谷紬
小千谷紬は、新潟県小千谷市周辺で作られている織物です。小千谷紬の特徴は、真綿の手紡ぎ糸のふっくらと軽くて温かみがある風合いや、絹の光沢となめらかな手触り、素朴な味わいで、気軽な外出着などとして用いられています。
小千谷を代表する織物として麻の小千谷縮(おぢやちぢみ)があります。独特のシボがあり、紋様が緯糸(よこいと)のみで作り出されます。この小千谷縮の伝統的な技法と、千年以上も続く越後上布の技術を取り入れて織られる紬が小千谷紬です。
気温が上がってくるこれからの単衣、夏のシーズンに衿元から快適に!半衿を変えるだけで体感がかわります。
4月25日(木)17時までに来店のご予約をしていただいた方限定で、通常5,800円の小千谷縮半衿が2,000円でご購入いただけます!
お電話か公式LINEよりご連絡ください。
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2.店内入口にアルコール消毒液を設置いたしておりますので、ご入店の際は手指の消毒にご協力をお願い致します。
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