京西陣240年「古典」への誘い

安永５年（1776年）創業、230年以上にわたる織物業を継ぐ八代目。

澤屋の原点、古代錦を中心にきものを含めた重兵衛コレクションを立ち上げ、家業の帯の創作をはじめ作品発表の場のプロデュースも手掛けます。

独創的な「きもの」の世界を展開し日本各地で魅力ある古展を開催。

他のジャンルの芸術家とのジョイントも多く、伝統の中に今までにはない新しい作風と作品の表現方法があると高く評価されています。

古代錦袋帯

本物の良さとは何でしょう
高いクオリティと気品
身につけるたびに。この帯は語りかけてくれる
香り立つ時間へと誘う、古代錦

初代・澤屋重兵衛から八世代
二百数十年あまり
京都西陣で脈々と受け継いできた伝説の織
歴史を超えて時代を重ねほんものを創りつづけます

九七歳まで八十年の間、手機にむかいつづけた桑原源三郎
その匠の技を受け継ぐ澤屋の原点、古代錦袋帯
隙間なく手で織り込む本焼き箔が新たなる、きらめきを宿します

出会いは一瞬、その思いは一生

生涯の友となるきものとの出逢い。
これまでに出逢ってきた「きもの」
そしてこれから出逢う「きもの」

いくつもの出逢いのたのしみを繰り返し
いつの間にか傍らで微笑みかけます。

自分にふさわしい「きもの」で
出かけようと思う楽しみがあります。
いつまでも使い続ける満足があります。

十兵衛の着物の原点は、二百三十年前、京西陣に至ります。
長い年月のなかで生みだされてきた作品には心のつながりがあります。

そのひとつひとつに、ときを重ね
次の代へと託すことの満足を感じてもらえる瞬間があります。


重兵衛