2022/07/13
三重経(さんじゅうだて)という技法で帯を織っています。
お気に入りの物を身につけると心が弾みますが、そういった心がときめくような作品を目指し、これからも色々なことに挑戦していきたいと思っています。
1974年 福岡県生まれ
短期大学を卒業後国家公務員として勤務をするが、博多織デベロップメントカレッジの入学を機に退職し、以後博多織の手織り職人を目指す
2009年 博多織デベロップメントカレッジ入学
2011年 博多織デベロップメントカレッジ卒業 博多織手機技能修士の認定を受ける
2012年 自宅に工房を構える
2014年 第49回西部伝統工芸展 入選(花珠)
2015年 第50回西部伝統工芸展 入選(モザイク)
2016年 第51回西部伝統工芸展 入選(春風)
2018年 第53回西部伝統工芸展 入選(ともし火)
2019年 第54回西部伝統工芸展 入選(木漏れ陽)
第63回新作博多織展 東京織物卸商業組合理事長賞受賞(清流)
2020年 第67回日本伝統工芸展 入選(変化)
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現在は帯を中心に制作活動を行っています。代表的な博多織の技法ではなく、三重経という技法を研究し作品を作っているので、今までの博多織のイメージにはない風合いの作品も多いと思います。
博多織の伝統柄である献上柄を並べてみたときにレースのように見えたところから着想し、献上柄とレースを思い起こす文様を組み合わせてデザインをしました。
宝石箱を開けるときのワクワクした気持ちと、その中に広がるキラキラした世界を表現しました。
チロリアンテープを並べたような華やかな帯をイメージし、博多織の献上柄もリボンのように並べてデザインをしました。
博多の献上柄をあえて地紋に使い、縁が繋がる意味をもつ七宝柄に花を添えてもらいました。
クリスタルガラスに光があたってキラキラ輝く様子をイメージしました。
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