2022/07/13
2023年3月31日(金)~4月3日(月)
和わ豊明店
「幻の紬、改石牛首紬」の貴重な品々を特別展示いたします。憧れの牛首紬の源流の素晴らしさをぜひご覧ください。
また、普段見ることの出来ない、牛首紬の貴重な作業工程を映像にてご覧いただけます。
ぜひこの機会にご覧くださいませ。
日頃は和わ豊明店をご愛顧賜り、誠にありがとうございます。
物作りが厳しくなる昨今どうにかして伝統品を守れないか、と考え続けていました。そこで和わ豊明店は産地と手を取り合い、全面的に応援するプロジェクトを立ち上げました。
今回は800年続く伝統を継承し作られる幻の紬「牛首紬」にスポットを当てています。 忘れられていくわけにはいかない、憧れで終わってはいけない、その素晴らしさをぜひご覧いただき、心にとどめて頂きたい。その一心で牛首紬展を開催いたします。ぜひ幻を現実に、触れにお越しくださいませ。
豊明店 店長 恒川聖也
牛首紬の歴史は古く、今から800年以上も前、1159年平治の乱に敗れた源氏の落人の妻が、旧白峯村字桑島の婦女に織機を教えたことが、牛首紬の起源にあたるという文献が現存しております。
そして、牛首紬最大の特徴は、『玉繭』と呼ばれる2頭の蚕が1つの繭を作る非常に稀な繭から先祖伝来の技で直接糸をつむぎ、よこ糸とし、通常の絹糸をたて糸として織り上げることです。
玉繭は、2頭の糸が内部で複雑に絡み合っているため、製糸は難しく、何本もの繊維が絡みつくため所々に節ができてしまう。この節は織物にしても残り、牛首紬の『味』となっている。蚕のえさとなるクワの木は、天然では高木になるが、雪深い白峰では雪に押し倒されて根元から曲がって育ち、高く育たず葉を収穫しやすかったため、白峰では古くから養蚕業が盛んであった。上等な繭は生糸や羽二重にするため出荷し、残った玉繭を利用するために織り始められたものが牛首紬の始まりといわれています。
牛首紬は経済産業大臣指定伝統的工芸品、石川県無形文化財に指定されております。
現在牛首紬を製造している機屋は2軒しかなく全国各地にある紬の中でも生産数が限られており『幻の紬』と言われています。
その牛首紬を製造する機屋の一軒『加藤機業場』は古くからの技法を忠実に守り、手作りの製法にこだわってものづくりをしております。年間に生産できる数は増やすことが出来ない中でも伝統を受け継ぐ機屋として全国のきものファンからも広く支持されています。
1.お客様の健康と安全を考慮し、全スタッフがマスクを着用し対応させて頂きます。
2.店内入口にアルコール消毒液を設置いたしておりますので、ご入店の際は手指の消毒にご協力をお願い致します。
3.出勤前の検温など、スタッフ個人の健康状態を日々確認しております。
※37.5度以上の発熱が確認された従業員は出勤停止とします。
各店舗の営業時間につきましては、出店先のショッピングセンターの方針に準じております。
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皆様にはご不便をおかけしますが、お客様と従業員の安心と安全を第一に考えて営業いたします。
新型コロナ感染拡大防止へのご協力を何卒よろしくお願い致します。
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この度、スマートフォンやタブレット端末からもご覧いただけるレスポンシブ対応にするとともに、サイトを全面的にリニューアルいたしました。
これから皆様の着物ライフのお役に立つ情報のご提供や、内容の充実に努めてまいりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。